ゆうやの独り言

もし、突発性難聴になってしまったらどうすればいいのでしょうか？

今回は、突発性難聴の治療方法について解説していますので、
ぜひ参考にしてください。


突発性難聴の治療方について！

先ず、突発性難聴ですが、これは早期に治療を行う事が最も有効な治療法と
言えます。

突発性難聴を発症してから約１ヶ月ぐらい経ってしまうと、その症状が
固定してしまい、改善の見込みがほとんど無くなるからです。

そのような事から、突発性難聴の治療は、発症後遅くとも２週間以内に、
出来れば１日でも早く始めるようにして、１ヶ月以内に治療を完了させる事が
理想となります。

そうは言っても、その治療法は現在様々な検討はされていますので、
どのような治療法が最も有効であるか明らかになっていないのが実状のようです。

その理由ですが、突発性難聴の原因が解明されていないからです。

現段階で最も治療効果が明確に認められているのは・・・

・ステロイド薬の内服

・点滴

になります。

また、これらと併用して・・・

・ビタミン剤

・代謝賦活剤

・血液循環改善剤

・血管拡張剤

・利尿剤

・抗ウイルス剤

これらの薬も使われる場合があります。

その他ですと、高気圧酸素療法や星状神経節ブロックなどの治療法も
考えられています。

ですが、発症時に聴力が完全に無くなっている場合、めまいを伴うような重度の
難聴の場合は、殆ど治療効果は望めないようです。

軽度の場合なら治療をしなくても自然に治ることもあるのですが、
通常は静かな環境で安静にしている方が良いと言われています。

ちなみに、突発性難聴は、その原因も不明で、明確な治療法も無いことから、
厚生労働省の１２３ある特定疾患の１つに指定されている難病でもあるのです。

もし、あなたが突発性難聴ではないか？と思ったら早急に耳鼻科で診察してもらう
ことをお勧めします。